石油採掘で一攫千金を実現する男の欲望と裏切りの人生模様を描いた映画。初めて観るポール・トーマス・アンダーソン監督作品、主演ダイエル・デイ=ルイスの迫力と骨太なストーリーに見入りました。ポール・ダノも癖が強い役がまたよく嵌る。西島さんが好きな監督のひとりと仰って気になってたので観られて良かった。WOWOWで録画した他作品も少しずつ観ようと思います。
「アンチャーテッド」
王道のトレジャーハンターもの、ゲームシリーズの映像化だからなのか、全てがゲームっぽい。誰も信用できない裏切りオンパレードの中で、トムホとMウォルバーグがバディになっていくのは良き。あとは猫ちゃん。
「ゴーストライター」
ユアンが出てる以外の前情報なしで観たら、展開の読めないミステリーでなかなか面白かったです。政治が絡むとCIAが暗躍してるのも米国的。ツッコミどころは多いし、モヤモヤが残るラストだけど、それもミステリー作品の味のひとつだと思っておきます。若いバーンサルさん出てた。割と最近の作品と思ったら2011年だった。時が経つのは早いなぁ。
「アンビュランス」
銀行強盗ものは不穏さしかないから覚悟してたけど、やっぱり最初から最後まで不穏なジェイク・ギレンホールしかいなかったです。カーアクションだけでなく、人間ドラマも織り込んで飽きさせない作りでした。そこは流石のマイケル・ベイ監督。癖のある狂気じみた役のジェイクは好き。好青年な可愛いジェイクも好きだけど。