「ビースト」
かつて相棒同士だった2人の刑事が出世を巡って対立するシンプル構図に、猟奇殺人事件や人々の思惑が絡み合う韓国ノワール。事件解決と保身のためにグレーゾーンにいる刑事あるある。
「特捜部Q キジ殺し」
北欧ミステリー映画シリーズ2作目。今回も重厚なミステリー展開に引き込まれたけど、胸糞悪さ後味の悪さがやるせない。カールがワンマン刑事すぎて、唯一の理解者といえる相棒アサドにも心を開かないし、単独行動やらでよく死にそうになるからヒヤヒヤしてます。今回は癒しポジでニャンコ登場、あのままサブレギュラーになればいいのに。
「北の橋」
ジャック・リヴェット監督。不思議な雰囲気を楽しむ映画なんだろうけど、それをどう楽しんで良いのか、よく分からないまま終わる。それも余韻として残る不思議な映画。
「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」
チャンネル録画で録れてたから何となく観たら、1話15分で長さが程よく面白い。シュールでオチがちょっと謎でも、それもSF短編ドラマならではの面白さかな、と思える。
「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」
シーズン2の4、5話を観ました。私にはやっぱり合わないみたい…シーズン1に輪をかけたカオス化とオーバー演出に疲れました…99.9を思い起こさせるうんざり感…もはや全く面白いと思わないけど、とりあえず最終回6話は観ます…スッキリ終わるといいけど。
「コンテイジョン」
マット目当てで昔に観たきりだったので、久しぶりに観ました。パンデミックのリアルと恐怖を事細かに描いた傑作だと思います。「アウトブレイク」然り。ネットで真偽の分からない情報が拡散されるなど、今の時代を反映する社会問題も組み込まれているのが、よりリアルな怖さを感じます。それにしても、ジュード演じるブロガーもそうだけど、得体の知れないユーチューバーやら、信憑性の乏しい自称記者やらの言うことを真に受けたり鵜呑みにする心理は本当によく分からない。